乳がん告知はスタートライン

切ってしまえば終わりだと軽く考えていた乳がん。乳がん告知はスタートラインにたったにすぎない。その後再発、再々発。ただいまホルモン療法継続中。治療のこと、お金のこと、気の持ち方で大きく変われることなど、私なりに体験したことを書いていくブログです。

乳がん治療中に役立ったお助けグッズは「宅食」

私は乳がんで手術を3回している。術後の放射線治療が2回、抗がん剤が2回。
手術をして放射線治療が終わるまでに長い時で9ヶ月掛かった。

治療中にとても役立ったお助けグッズを紹介したい。今回は「宅食」だ。

 

家事は妻の仕事である

シニア世代のの夫婦、少なくとも私もそう思っていた。
だから、退院後も普通に家事と仕事をこなしてきた。
きつい時には椅子に座って料理をする、椅子に座って洗い物をする、朝は夫のお弁当を作った。

それが当たり前だと思っていた。

3度目の手術は60歳を超えていた。自宅で生活をすると家事と仕事で体力的にも無理をすることがわかっていた。

夫が家事を手伝うことは考えられないし、私が手抜きをすることもかんがえられなかった。

仕事の継続と私自身の治療のために

仕事場で生活をし、仕事と治療を最優先にすることを決めた。夫の反対はなかった。

私たちの世代は夫が家事ができないのではなく、やらせてこなかったからできないのだと私は思った。

当分の間別居して治療をすることを決めた。

その間、最低限の家事を夫ができるようになることを願って。

 

夕食はワタミとヨシケイの宅配で

3度目の再発の前に、たまたま「ワタミの宅食」のチラシが入っていた。
仕事で食生活が乱れていることを気にしていた時だったので、バランスのとれた夕食を食べようと「ワタミの宅食」を注文していた。

その後、3度目の再発乳がんで手術、抗がん剤、放射線まですることになった。


私の仕事場には「ワタミの宅食」を注文し、自宅にいる夫には「ヨシケイの宅配」を配達してもらうことにした。
夫は料理ができないので、レンジでチンするだけで食べることができる宅配はとても助かった。

しかし、毎日となると飽きてしまう。
治療が終わってからは、自宅に戻ったが、「冷凍総菜」を注文しておいて、料理が作れない日にはそれを解凍して食べることにしている。

重いものはスーパーの宅配を利用する

宅配の食事にもかなり助けられたが、少し回復してくるとたまには自分で作ってみたい気分になる。
スーパーであれもこれもとカゴに入れると、持ち帰る時に腕にかなりの負担がかかる。
最近は、店舗で買い物をすると、自宅まで配達してくれるサービスもあちこちのスーパーでやっている。
自分の目でみて買い物をし、精算後その買い物を自宅に届けてくれるサービスだ。

それも利用して、買い物で腕に負担を掛けないように気を付けた。

ネットの「食材宅配」を利用する

おいしい野菜を探していたら、「オイシックス」というのを見つけた。
以前友人が使っているというのを聞いたことがあり、その時は「何も野菜を宅配してもらわなくても」と思い、必要性は感じなかった。
しかし、リンパ浮腫になってからは助かっている。

とりあえず、「お試し」から初めてみるのもいいと思いますよ。

 

おわりに

私は3度目の乳がん告知を受けたときに、初めて「自分を最優先」に考えることにした。

「手抜き」とは言わせない。お助けグッズを使いながら私自身が快適な生活をする。

結果的にはそれが家族のためにもなったと思っている。

 

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