乳がん告知はスタートライン

切ってしまえば終わりだと軽く考えていた乳がん。乳がん告知はスタートラインにたったにすぎない。その後再発、再々発。ただいまホルモン療法継続中。治療のこと、お金のこと、気の持ち方で大きく変われることなど、私なりに体験したことを書いていくブログです。

掃除はルンバ(自走式掃除機)を使ってリンパ浮腫悪化予防

私は、3度の乳がん手術をしている。

2012年、左右両方に乳がんが見つかり、温存術で手術をした。術後、放射線治療

2014年、左腋窩リンパ節郭清の手術。術後、抗がん剤治療。

2017年、左胸側部に乳がん再発、左胸に皮膚がん。術後、抗がん剤放射線治療

最後の放射線治療が終了して3年が経とうとしている。
今は、3か月ごとの検診とアリデミックス(ホルモン剤)の服用中。

 

 リンパ浮腫を発症した原因は掃除だった

2014年左腋のリンパ節郭清後、左利きの私はどうしても左手に力を入れてしまう。
術後4ヶ月が経ったころ、部屋の掃除を一生懸命したところ、リンパ浮腫になってしまった。
雑巾がけを左手でやってしまったからだ。

その後も左手を前後、左右に移動させるような作業を続けると、左腕が腫れてくることがわかってきた。

掃除機の柄の部分を持って前後に動かす動作や、雑巾がけの左右・前後に動かす動作をしたときだ。

かといって、掃除機を掛けないわけにもいかない。

 

ルンバ(自走式掃除機)は以前より持っていた

私は15年くらい前からルンバは持っていた。私がルンバを購入したのは掃除機としての機能には全く期待はしておらず、動き回るロボットという感覚で購入した。

しかし、ルンバ(自走式掃除機)は予想をはるかに超えて掃除機として役に立ってくれていた。しかし、当時は「掃除機もかけない主婦」と思われたくなくて、私のペットという扱いであった。ルンバは動き回るが、掃除機も手動で掛けていた。

 

リンパ浮腫発症後は3台のルンバで対応中

リンパ浮腫発症以来、掃除はルンバに任せることにした。

自宅と、仕事場2か所はすべてルンバが掃除をしてくれている。

ルンバのお陰で、リンパ浮腫の悪化を予防できていると私は思っている。

 

ルンバ(自走式掃除機)の残念なところ

私はいままでルンバを3台購入(仕事場用も含めて)してきたが、上位機種は私には必要ないと思った。

値段も安くはない。上位機種を購入しても機能を全部使い切ることができないと分かったからだ。

狭い私の自宅や仕事場は広いフロアではない。床のあちこちにモノを置いている。その位置が定まってもいない。私の場合、一回の起動で全室を掃除して回るというのは無理だからだ。

1室、1室、手で運び起動させているからだ。

最初のルンバのホームステーションはしっかりとしていたために、ルンバが自動でステーションに戻っていた。

しかし、2、3台目のホームステーションはチャッチイ。ルンバに押されて動いてしまう。裏に滑り止めシートを張ってみたが、それでも押されてしまい、結果、手で乗せて充電させている。

音はとにかくうるさい。昼間のみの使用とし、ガンガンぶつかる音も「私の代わりに掃除してくれている」と思うとかわいい。

ただ、腕に負担を掛ける掃除機を持って前後にする作業から解放されるだけで、私には十分である。

 

家電レンタルを利用して、お試ししてから購入しても

私がルンバを持っていることを知っている知人などから、「貸して欲しい」という話が何件もあった。

「欲しいけど、うちの絨毯を越えられるか心配」

「本当に掃除してくれるのか?」などだ。

結局、購入した知人もいるし、フカフカ絨毯には無理だったと断念した知人など、試してから購入したいという人が何人もいた。

いまは、家電のレンタルもあるので、「お試し」で使ってみて、自分の家に合う機種を選ぶこともできる。それを使ってみるのもいいと思う。

 

拭き掃除もリンパ浮腫の敵、床拭きロボット「ブラーバ」にお任せ

力を入れて左右に拭くという雑巾がけをすると、テキメン。
左腕が大きく腫れる。
モップやコロコロで床を掃除してもやはり左腕に負担が掛かる。

左利きのため、どうしてもリンパ節郭清した左側に力を入れてしまう。

床拭き掃除も床拭きロボット「ブラーバ」に任せることにした。

私が購入したのはこれ

↓↓↓

 とても静かに動いてくれるので、気にならない。夜に使用しても大丈夫だ。

ルンバとブラーバのセット使用で掃除機と床拭きから解放されるだけでもとても助かっている。

ただ、ブラーバにも種類があるが検討もせずに購入してしまった。
少し後悔もある。水を出しながら拭いてくれるほうがよかったのか?と。

 

 

家電のレンタルがあることを知らなかった。
ルンバ同様、レンタルして試してから購入するのもいいと思う。

→→公式サイトはコチラ←←

 

回復するまでは、手抜きでいこう。それが近道だ

私の年齢だと、どうしても家事の手抜きには抵抗がある。
放射線科で最後の治療を終えた年配の女性に看護師さんが言っていた。

「今日で治療は終わりですね。いいですか? 家に帰ったら、「きついの、疲れた、助けて欲しい」と言いなさい。あなたが無理して動いても、旦那さんは気づきませんから。元気でも疲れた演技をしなさいね。あなたは女優になりなさい。」


おわりに

そうです。私たちの世代はそうなのです。
家事は主婦がやるものと思っている旦那さんが多いし、私たちも女性の仕事だと思ってしまうのです。

手抜きできるものは手を抜いて、お助けグッズに頼っていいのです。

それが「明るい乳がん患者」でいられるコツですから!

今回は、リンパ浮腫悪化予防で私が使って助かっている掃除道具を紹介しました。

 

 

 いつもお読みいただきありがとうございます。

 ポチっと押していただけると励みになります。

 にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村